もう派遣の仕事を辞めたい!!
このまま続けてても何もイイことがない……
仕事に対してマイナスな気持ちになったときは、派遣に限らずこんな風に考えてしまうものです。
この記事では、
もう明日の仕事すら行きたくない!
けど、派遣を退職するときって、誰に言ったらいいの?
という疑問や、有給消化・退職届・保険証などなど……
派遣の退職にまつわるアレコレを解説します。
この記事さえ読めば、派遣を退職する時の悩みがかなり少なくなると思うので、ぜひ参考にしてください。
- アラサー社会人です。
- 新卒でテレビのADに。楽しかったが体を壊したため退職 → 自動車部品製造工場で1年・インバウンドメインのコールセンターで2年派遣社員として働く → 人材系の会社で正社員に
- 自分の経験・企業からの意見・お仕事を探している人の声などを参考に、派遣から正社員を目指すあなたを応援するブログ「はけちぇん!」を運営しています。
派遣を退職するときの方法・手順とタイミング
まずは、派遣の仕事を退職したい!と思った時の手順をタイミングとあわせて紹介します。
3ヶ月前~1ヶ月前
3ヶ月前~1ヶ月前
1ヶ月前~当日
源泉徴収票なども依頼しておく
必要書類が届いてから
上記のような手順が1番スムーズな流れとなっています。
自分の雇用契約内容や退職状況等によって、対応が変わってきますので、ひとつずつ確認していきましょう。
退職準備
まずは退職準備として、もう一度退職に関することを考えてみて、決意を固めましょう。
- そもそも退職すべきかどうか
- 派遣先を辞めて他の現場に移るのではダメか
- 退職の方法やタイミングについて
なお、実際の退職タイミングとしては、ここで退職を決意してから1ヶ月~3ヶ月程度の時間がかかることがほとんどです。
どうしても即日辞めたい場合は、退職代行などのサービスを使うことをおすすめします。
理由は後述もしますが、有期雇用派遣の場合契約期間途中での退職は正当な理由がない限り認められていないからです。
そもそも退職すべきかどうか
あなたがもし、職場の環境に関して具体的に不満があるのなら、一度派遣元の担当者に相談してみるのも手です。
よっぽどのことでない限り、派遣元はあなたの味方のハズなので、できる範囲で解決する努力をしてくれるでしょう。
引き止めはほぼ確実に合うでしょうが、今より自分にあった派遣先を紹介してくれるかもしれません。
また、退職した後の転職先などに関しても、一度考えてみる必要があります。
もしあなたが今まだ転職先を決めていないようであれば、先に転職活動を始めてみてもいいかもしれません。
→ 【2023年最新】派遣から正社員の転職で使うべき転職サービスを徹底解説
【2023年最新】派遣から正社員の転職で使うべき転職サービスを徹底解説他の派遣先に移るのではダメか
派遣を続けるつもりであれば、派遣元を退職するより派遣先を変えてもらうだけの方がおすすめです。
なぜなら、社員と会社という雇用関係はあなたと派遣元にあるので、保険証や有給などをそのまま引き継げるからです。
退職すると保険の切り替えが発生する場合がほとんどですし、有給もリセットされてしまいます。
派遣から正社員になりたい場合転職以外にも方法はあるため、紹介予定派遣などの募集がないか聞いてみても損はしないはずです。
→ 派遣から正社員になる方法を転職から引き抜きまで徹底解説!
派遣から正社員になる方法を転職から引き抜きまで徹底解説!退職の方法やタイミングについて
あなたがもしバックレや、即日退職・無理なスケジュールでの退職を考えているなら、一度思いとどまることをおすすめします。
双方合意の退職以外だと、懲戒解雇扱いになったり必要な書類を送ってくれないなどの可能性が0ではないからです。
(このご時世、そんな派遣会社もなかなかないとは思いますが……)
また、連絡をせずに欠勤が続く場合、ほぼ確実に緊急連絡先となっているご家族などへの連絡や、家への突撃訪問があると考えていいでしょう。
なぜなら、派遣会社としては、あなたの無事を確認する必要があるからです。
できるだけ円満な退職を心がけて、方法やタイミングを考えましょう。
退職の意思を伝える
退職する決意が固まったら、いよいよ退職の意思を伝えます。
退職意思を伝えるタイミング
「2週間前に退職を伝えれば就業規則がどうなっていても会社を辞めることができる」
という情報を聞いたことがある方は多いはず。
ただし、これが適用されるのは期間の定めのない労働者のみとなっています。
雇用契約が無期雇用派遣であれば適用されますが、契約期間が決まっている有期雇用派遣の場合は適用されないということです。
一応例外として、
第百三十七条 期間の定めのある労働契約(一定の事業の完了に必要な期間を定めるものを除き、その期間が一年を超えるものに限る。)を締結した労働者(第十四条第一項各号に規定する労働者を除く。)は、労働基準法の一部を改正する法律(平成十五年法律第百四号)附則第三条に規定する措置が講じられるまでの間、民法第六百二十八条の規定にかかわらず、当該労働契約の期間の初日から一年を経過した日以後においては、その使用者に申し出ることにより、いつでも退職することができる。
引用元:労働基準法 | e-Gov法令検索
期間の定めが1年を超えるもので勤続が1年を超えている方なら、いつでも退職ができます。
また、やむを得ない事由がある場合は契約期間の途中でも退職が可能です。
基本的には、退職するなら契約期間満了で、と考えておけば良いと思います。
契約期間終了の1ヶ月前に更新確認をする派遣会社がほとんどのはずなので、退職意思は1ヶ月前までに伝えるのがベストと言えます。
退職意思の伝え先
派遣の場合、退職の意思は必ず派遣元の会社に伝えるようにしてください。
繰り返しますが、必ず、必ず派遣元の会社に伝えてください。
派遣先の現場担当者に退職の意思を伝えるのはデメリットしかないですし、そもそも間違っている行為です。
派遣先はあなたのことを雇用しているわけではないため、退職の意思は派遣元に伝えるのが正解です。
一度想像してみてください。
先に派遣先へ退職の意思を伝えて、現場から派遣会社に「おたくの派遣社員から、退職の話がありました」となった場合のことを……
あなたの印象はこうなります。
- 派遣先の現場 → 派遣の基本も理解してない・人が減って困る、迷惑
- 派遣元の担当者 → 派遣の基本も理解してない・自分勝手・迷惑
あくまで例ですが、とにかく最悪な印象がつくことは間違いありません。
また、自分のところのスタッフの退職希望も把握してないなんて管理不足な会社だ、と派遣会社の評判も下がってしまいます。
本当にデメリットしかない
退職意思の伝え方 具体例あり
派遣会社への退職意思は、電話なりメールなりLINEなり、伝える方法はなんでも大丈夫です。
文章を残せた方が良いので、メールやメッセージがいいかもですね。
99%の確率で内容を見た担当者から電話がかかってくるので、まともな派遣会社だと思うなら最初から電話がスムーズかもしれません。
伝えるべきことは以下の通り。
- 退職の意思
- 退職のタイミング
- 退職の理由
- 有給休暇の消化に関して
以下に具体例を用意したので、電話とかが苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
お疲れ様です。
△△△(派遣先名)へ派遣で就業している○○です。
ちょっとご相談があってお電話しました、今お時間大丈夫ですか?
実は正社員への転職を考えていて、選考を受け始めています。
当然契約期間途中での退職は考えていないのですが、次回更新はせず◎月◎日での退職をお願いいたします。
それと、お手数ですが有給休暇の残日数を教えてください。
退職までに有給消化をしたいのですが、現場の方との調整は自分でした方がいいですか?
もし買い取りなども対応していれば、そういった対応でも大丈夫です。
いろいろ明日とかに一度ご確認いただいて、メッセージでも大丈夫ですしご連絡いただければと思います!
よろしくお願いいたします。
一応個人的に考えたポイントを解説しておきます。
・「今お時間大丈夫ですか?」
→だいたい退職希望の連絡は夜することが多いと思います。
派遣会社の担当者も人間なので、家族や友人などと食事中かもしれません。
一言あるだけで、対応がよくなるはず。
・「◎月◎日での退職を」
→必ず具体的に日にちを伝える。
・「現場との調整は~」
→担当者がしたい場合は対応しますと言ってくれるし、乗り気でない場合は自分でする許可が得られる。
有給消化は当たり前にする前提で話をするので多少は断りにくいんじゃないかと思います。
・「明日とかにご確認いただいて」
→伝えること伝えたら、とりあえず今日の話はもう終わり!という流れを作って、はやく電話を切れるようにしちゃいます笑
自分が言われたらサポートしてあげたくなるかな、という目線で書いてしまったので、参考にならなかったらすみません。
退職理由について
よくある退職理由をまとめてみました。
- 体調の問題(診断書が必要な場合あり)
- 精神的に就業に支障がある(診断書が必要な場合あり)
- ご家族などの都合
介護・育児・転居・家業のサポート・不幸など - 正社員への転職
- 派遣先での問題
人間関係・パワハラ・違法残業などなど
この中に、おすすめしない退職理由があります。
それは、派遣先での問題を理由にするパターン。
なぜならその場合、
派遣先を変えればいいだけじゃん
と思われ、引き止めを受ける可能性が非常に高いからです。
スムーズな退職希望の報告にしたいなら、避けることをおすすめします。
退職届は必要?不要?
退職の際に提出する必要がある退職届。
派遣の場合も必要なのか、気になる方は多いと思います。
答えは、契約満了の場合は不要。
ただし、契約期間途中での退職の場合は必要なケースが多いです。
契約期間内は、会社としてあなたの雇用を守る義務があるため、後から会社の都合で退職させたと言われても困ってしまいます。
そのため、契約途中での退職希望の場合は退職届が必要になるケースが多いということですね。
会社は離職票に離職理由を書く必要があるため、退職届の提出を求められた際は素直に応じたほうが書類の郵送などがスムーズになってよいと思います。
(もちろん、自分の意思で退職する場合のみ)
共通して言えることは、自分の意思で会社を退職したい場合は退職届の提出が必要になるケースがあるということです。
迷う場合は、退職意思を派遣担当者に伝える際にあわせて退職届に関しても確認すれば安心ですね。
逆に言うと、更新を望んでいたのに!という場合、退職届は提出しない方がいいのでお気をつけください。
派遣先での引き継ぎ・貸与品の返却・挨拶など
退職の意思を担当者に伝えて退職のタイミングなども全てきまったら、次は派遣先での対応に関してです。
派遣先とは直接の雇用関係がないため、この項目は必要ないといえば必要ありません。
しかし、制服などの現場で借りてるものを返さなかったり、派遣先に迷惑がかかるようなことをしてしまうと、最悪損害賠償をされてしまう場合もあります。
何より、気持ちよく退職するために大事なことなので、しっかりと対応した方が無難です。
また一応、派遣先での対応は派遣元の担当者から派遣先の現場へ話が通っていることを確認してからにしましょう。
業務の引き継ぎ
自分の行っていた業務に引き継ぎが必要な場合は対応しましょう。
ただし、引き継ぎを行うのは最低限でも大丈夫です。
業務時間内で終わらないような量の引き継ぎや、契約の業務内容と違いすぎるような引き継ぎは対応しなくても問題ありません。
それは本来派遣先の企業が自分たちで行うべきものです。
ただ、だいたいいつもの作業よりも引き継ぎ業務の方がゆっくりできて楽なことが多いですし、残業代も入るので無理のない範囲でそういった対応をしてあげてもいいかもしれません。
今までお世話になっていたのは事実なので、真摯に対応するのが吉だと思います。
貸与品の返却
絶対に返却してください。
返し忘れなどが後から発覚すると、問題になってしまうこともありますし、何より自分が面倒です。
- 制服はクリーニングが必要か
- 汚れてしまった作業靴も返却必要か
- 入門証はいつどこに返せばいいか
- ロッカーの鍵はいつ返せばいいか
- 後日郵送で返却する場合は、派遣元の担当者宛なのか、直接派遣先宛なのか
など、よくある返却物の疑問を事前に確認しておけば、最終出勤日に焦ることはなくなるはず。
借りパク ダメ ぜったい!
挨拶
必須ではありませんが、一言お礼を伝えるのが社会人としてのマナーです。
もしかしたら出戻りの可能性も0じゃありませんからね。
印象がいいに越したことはありません。
ちなみに、派遣先へ挨拶する際に、自分の代わりの人員など現在の募集枠をそれとなく聞いて派遣元の担当者に教えてあげるとめちゃくちゃ感謝されると思います。
失業手当の確認・会社からもらっておく書類の確認
派遣先への挨拶や貸与品の返却も済んだら、会社からもらっておく書類の確認をもう一度しておきましょう。
具体的には、以下の書類が代表例です。
- 離職票・退職証明書
- 社会保険資格喪失証明書
- 源泉徴収票
これらの書類は、派遣会社によってはこちらから自発的に依頼しないともらえない場合もあるため、退職日が近づいたら再度担当の方に確認が必要です。
何に使う書類なの?自分には必要?
という方が多いと思うので、一つずつ解説していきます。
離職票・退職証明書
どちらも会社を辞めた事実が記載されている書類になります。
その書類を発行する場所が違うことと、用途が違うので、注意が必要です。
派遣会社がハローワークに依頼し、ハローワークが発行する書類。
ハローワークから一度派遣会社に届いて、そこから再度郵送で手元に届くことが多い。
失業手当の受給申請をする際に必要となる書類のこと。
派遣会社が直接発行する、あなたの退職を証明する書類。
転職先で必要になったり、国民健康保険・国民年金の加入手続きに使用できる。
離職票はハローワークから一度派遣会社を経由して自分の手元に届くため、一般的には退職から14日前後かかります。
退職者から希望のあった場合、退職日の翌日から10日以内に手続きをすることが会社には義務付けられています。
そのため、申請漏れの無い限り、遅くとも1ヶ月以内には届くでしょう。
このように、離職票が届くのにタイムラグがあるため、その間に国民健康保険や国民年金の加入手続きができる退職証明書もあわせて依頼しておくとその後の対応がスムーズになるのでおすすめです。
なお、ブランク期間がなくすぐに次の仕事が始まる場合は、どちらも提出を求められない限り不要です。
社会保険資格喪失証明書
社会保険から抜けました、という証明の書類です。
派遣会社が直接発行することができるため、すぐに郵送してもらうことができます。
退職証明書での保険切り替えなどもできるため、必要度は低いと思います。
ブランクなく次の仕事が始まり、社会保険にもすぐ加入できる場合は不要となります。
源泉徴収票
会社から支払われた給与や、所得税の額などが記載されている書類です。
年末調整に必要な書類のため、転職先で提出を求められることが多いです。
後から辞めた会社に連絡するのも面倒だと思いますので、退職時に一緒にもらっておくことをおすすめします。
退職したらまずは保険の切り替え
無事に退職することができたら、今まで会社で加入していた社会保険などの切り替えを行う必要があります。
転職先が決まっている場合と、そうでない場合で対応が違うのでチェックしてみましょう。
転職先が決まっている場合
転職先が決まっている場合は、転職先の総務担当者などに書類を提出します。
転職先から指示があるかと思いますが、たいていは
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者証
が必要な書類となります。
事前に準備しておくとよいでしょう。
転職先が決まっていない場合
税金や年金、保険などを自分で切り替える必要があります。
- 社会保険は国民健康保険に切り替える
地域の市役所などに、退職した日付・社会保険資格を喪失した日付がわかるもの(退職証明書など)と本人確認書類を持って行き手続きを行う。
持っていた保険証は必ず会社に郵送などで返却しましょう。
しばらくの間、会社の保険証を延長することもできます。これには別の手続きが必要です。 - 住民税が普通徴収に
給与天引きだった住民税が、自分で払う普通徴収(納付書で払う)に切り替わります。
手続きは不要ですが、きちんと払い忘れのないようにしましょう。 - 所得税の還付
所得に応じて引かれる税が所得税のため、離職期間の分多く支払っていることになります。
手続き等は不要ですが、転職先で年末調整を行うか、翌年に自分で確定申告をしないと還付(払いすぎたお金が戻ってくる)を受けることができません。 - 国民年金の切り替えと免除・猶予申請
今まで会社で払っていた年金(厚生年金)から、国民年金に切り替えが必要になります。
経済的に納めることが困難な場合は、免除や猶予が与えられることもあります。
地域の市役所などでも切り替えられるようですが、年金事務所の方が相談しやすかったです。 - 失業手当(保険)の申請
離職票を持ってハローワークに行けば、申請できます。
給付までの流れを説明してもらえるほか、失業手当を受けながら通える職業訓練の情報などもありますので、気になるものがあればチラシなどもらってきましょう。
上記の手続きを行えば、だいたいの人はまずひと安心。
一見面倒に思える手続きですが、しておかないと後々自分が大変になることばかりです。
それに、気がかりなことがあると、何事も手が付かなくなっちゃいますよね。
日にちを決めてパッと手続きを終わらしてしまうことで、気分が前向きになり、次への意欲も湧いてくるはず。
退職したいけど転職先が決まっていない方がもしいたら、自分でしなくちゃいけない手続きも多いし、先に転職活動始めるのがおすすめです。
→ 【2023年最新】派遣から正社員の転職で使うべき転職サービスを徹底解説
【2023年最新】派遣から正社員の転職で使うべき転職サービスを徹底解説スムーズな退職ができない時は退職代行サービスがおすすめ
派遣の退職に関してのアレコレを、順を追って解説してみました。
この記事でご紹介したような流れで退職できればベストとは思いますが、中には退職をなかなかさせてくれない派遣会社もあります。
一応やむを得ない事情があれば契約期間中の退職も認められるのですが、有給消化などの交渉は難しくなるでしょう。
そんなときは退職代行を使うのがおすすめです。
・面倒な引き止めをされない
・有給消化の交渉をしてくれる
・電話で憂鬱にならなくて済む
退職代行なら、そんな面倒なやり取りを全部お任せできちゃいます。
その代わり、値段が安くないのがネック。(相場:3万円前後)
ただ、消化できる有給の日数によっては、実質オトクな人もたくさんいるはずです。
個人的なおすすめの退職代行サービスはこちら。
引用元:退職代行SARABA
この記事を書いている半年前に、友人が実際に利用してブラック企業から退職したサービス。
労働組合が運営しているので、会社と交渉することができます。
また、SNSでの評判も高く、辞められなかった方をほとんど見ないので、かなり信頼できるんじゃないでしょうか。
もしも万が一失敗してしまったときは100%返金なのも安心ですよね。
ということで
「退職の交渉が上手くいく気がしない」
「圧力すごくて有給消化が言い出せない」
という方は、退職代行サービスの利用もいいんじゃないでしょうか。